Windows8のインストールについて
Windows8アプリ開発の基礎という事で簡単なアプリ作成までの流れを紹介していきたいのですがまずは開発環境が整わないと話にならない訳です。
「環境整えるのって、面倒くさい」と思いがちですが、時代は進歩しているので大丈夫。意外とすんなり設定してあっさり動かす事が出来ます。
アプリを動かすまでのステップは大きく分けて2つ、「Windows8」と開発環境「Visual Studio Express 2012 for Windows 8」のインストールです。
持っているPCは人それぞれなので一概には言えませんが、一般的なパターンで多いのはWindows7からのアップグレードとMacを使っての開発だと思います。
<Windowsユーザの方>
まずWindows7からのアップグレードについては単純にOSのアップグレードなのでMSさんの指示に従って頂ければと思います。基本的にはサイトかお店で「Windows8 Pro下さい」と言えば大丈夫です。
料金体系についてはなんだか色々と用意されています。
特に2012年6月2日以降にWindows7の入ったPC購入者対象に行っている「1200円優待購入プログラム」は破格ですので対象の方は即購入した方が良いです。
[参考サイト]
http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/103/103435/
所要時間はマシンスペックによりますが大体小一時間程度といった所でしょうか。
PC前でぼんやり待ち続けるには長いので何かの片手間でやる事を推奨します。
見落としがちな注意点として、アップグレード対象のOSは7、Vista(SP1)、XP(SP3)です。その他、下記の通りPCのスペックや空き容量に制限があります。
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プロセッサ:
1 GHz 以上の 32 ビット (x86)
または 64 ビット (x64) プロセッサー
ハードディスク:
ハードディスク空き領域 16 GB (32 ビット向け)
または 20 GB (64 ビット向け)
メモリ:
1 GB RAM (32 ビット)
または 2 GB RAM (64 ビット)
メディアドライブ:
Microsoft DirectX 9 グラフィックスデバイス (WDDM ドライバー付き)
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<Macユーザの方>
iOSの開発環境であるXCodeはMac上で動くものです。
同じ感覚で「MacだからWin8アプリ作れない」というのは間違いです。
今は「BootCamp」を使ってMac上でWindowsを動かすというスタイルがかなり浸透しています。詳しくは下記サイトから。
Boot Camp を使って Mac で Windows を使う
http://support.apple.com/kb/HT1461?viewlocale=ja_JP
Mac に Windows 8 と開発者ツールをインストールする
http://msdn.microsoft.com/ja-JP/library/windows/apps/jj680134
次回はSDKのインストール方法を書きたいと思います。