Windows8アプリの開発言語
Windows8の言語ってC#.ですよね、とかNETですよねとか、いや実はJavaScriptでも出来るんですとかいう話が飛び交っているので「実際はどうなの」と思ったり「何が一番正しい言語なの」とか思われる方も多いと思います。
先に挙げた言語はある意味正解ですが、ある意味不正解です。
WindowsStoreアプリの開発言語はC++/CX、C#、VisualBasic.NET、HTML/CSS/JavaScriptの4パターンから選ぶ、が正解になります。
※これはStoreアプリの話であり、Windows8デスクトップアプリではHTML/CSS/JavaScriptは同じように使う事は出来ません
WindowsストアアプリはUIの記述とロジックの記述を分けて記載する事になります。
そのパターンは下記になります。
恐らくXMALとC++/CXについては耳慣れない人も多いと思うのでちょっと下記に補足します。
■XAML(ExtensibleApplicationMarkupLanguage)
Microsoftによって開発されたアプリのUI記述言語です。XMLをベースとしたマークアップ言語でアプリの外観、ボタン配置とかを記述する事が出来ます。
■C++/CX(C++ with Component Extensions)
Windowsストアアプリ作成用に拡張されたC++の拡張言語です。XAMLは使えますが.NET Frameworkは使えず、CまたはC++の関数とSTLを使ってコーディングが出来ます。ただ、"DirectX"が利用できるのは現状この言語だけになります。
プロジェクト内のソースの配置場所は言語や状況によって変わりますが、大まかな概念を簡単に図式化すると下記のような流れです。
ソースコードの中に前述したUIとロジックを記載したファイルが入る事になります。
感覚的にはAndroidやiOSともJSを使ったWebアプリにも非常に近いです。だから見知らぬ言語と見知らぬ開発環境、と思いがちですが構成そのものは意外とあっさり馴染めます。XAMLについては少々特殊な部分があるのでその辺りはまた今後書きたいと思います。
では。