Firefox22のリリースを記念してWebベンチマーク取ってみた
タイトルの通りで、バージョン22より「asm.js」が適用されて高速化されたという話題のFirefox22を含めたブラウザでベンチマークしてみました。
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計測ツール:Octane v1
http://octane-benchmark.googlecode.com/svn/latest/index.html
計測日:2013/6/26
PC:Mac OSX バージョン10.8.4
プロセッサ:2.6GHz Core i7
メモリ:8GB 1600MHz DDR3
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Safari(v6.0.5)
OperaNext(v15.0)
Firefox(v22.0)
おやおや。
「Firefox22、速い!!!」ってなる予定で計測し始めたのですがちょっと想定と違いました。
計測直前想定での暫定王者はChromeだったのですが、OperaNext爆速感、目立ち過ぎ。
きっと細かい数値では狐12のずば抜けた性能が!と思いつつ細かい数値を追ってみるもののOctanedで計測出来る数値で今の所、明言出来る長所が無いです。。
とはいえ、v22の大きなニュースは「ビルトインWebRTCのサポート」と「asm.js」です。今回のツールがasm.jsの性能をどれだけ計ってくれてるのかは分かりません。
方向性を変えてWebGLで落下ボックスをレンダリングするベンチマーク「ammo.js benchmark」で検証。
■ammo.js benchmark
http://kripken.github.io/ammo.js/examples/new/ammo.html
結果、ChromeよりFirefoxの方が滑らかに動いてFPSも出てました。
暫定で最強と思われたOperaNextでしたが、ammmo.jsでbox500個レンダーしたら2回ループであっさり下記のような弱音を吐きました。
そんな弱音は聞きたかないのです。
しかし!
Firefoxは同じ条件で延々と動き続けたのでした!
この結果に狐もドヤ顔です。
レンダリングそのものは専門分野外なのでまだ良く分からないのですが、このあたりにasm.js最強説の秘密があるっぽいので追っていきたいと思います。
それにしてもここ1年くらいWebの進化が激しいですね。
Webプラットフォームに可能性を感じます。
※最後までIEについては触れずに終了※
では。