Windows 8 Developers

Windowsストアアプリ開発とかその他もろもろのブログ。

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その他、技術情報リンク集を下記にまとめています。
http://windows8-developers.hatenablog.com/entry/2013/02/20/155410


VisualStudio2012のインストール手順とテンプレートRSSリーダーの動かし方

ちょうど新しいPCを買ってセットアップしなきゃいけないので、これを機にゼロから開発環境準備しなきゃならない方の為に覚書を書いておきます。

PC買ったらまずは、何はなくとも開発環境をインストールしなくてはならないので、ダウンロードページに行きましょう。

http://www.microsoft.com/visualstudio/jpn/downloads

 

サイト行くとなんだか色々種類があります。

試用版は紫色、無料版のExpressは青色になっています。

Expressでもストアアプリ開発は全然出来ますので高機能な開発環境は不要という方はExpressで充分です。

 

試用版を試したい場合はといってもよほど大人数で開発しない限りはUltimateで充分です。自分もExpressで充分なのですが、今回はせっかくなのでUltimateをインストールします。まずはリンクを押すとexeがダウンロードされるので、迷わず実行します。

f:id:win8dev:20130225190238p:plain

 Ultimete全部のせでインストールすると9ギガ越えの容量を持ってかれるので、

要らないオプションは削りましょう。SharePointとかOfficeとかSilverlightとか、少なくとも使う予定無いもの削ったら1GBほど浮きました。

f:id:win8dev:20130225190255p:plain

  

で、「インストール」ボタンを押せばインストールが始まります。

結構な時間(30分くらい?)がかかるので、PCを引き続き使いたい時に実施する事はおすすめしません。時間があるときにやりましょう。

インストール完了後、「開始」ボタンを押すといきなりプロダクトキーを求められます。

 f:id:win8dev:20130225190407j:plain

 

しかし、90日間無料なのでこれは無視してキャンセルを押しましょう。

※Expressの場合はオンラインでキーを取れます

 

 キャンセルすると自動的にVisualStudioが立ち上がります。

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さあ、開発するぞ、という気になりますがゼロからだと心が折れるので、まずはテンプレートを持ってきて動かしてみたいと思います。テンプレートはMicrosoft公式ページで配布されています。

■サイト

http://msdn.microsoft.com/ja-jp/jj556277

 

今回はこの中の「RSS Reader テンプレート HTML + JavaScript 用 Version 1」を試してみます。「ダウンロード」ボタンを押すとzipファイルがダウンロードされます。この子を所定のディレクトリに置きましょう。

まずエクスプローラーを立ち上げ、「ライブラリ」フォルダの"ドキュメント"を覗くといつのまにやら「Visual Studio 2012」というフォルダが出来てます。

 f:id:win8dev:20130225190539p:plain

 

そこから以下のように潜って下さい

[Visual Studio 2012]→[Templates]→[ProjectTemplates]→[JavaScript]

JavaScriptディレクトリには何も入っていないはずなので、そこに先程ダウンロードしたzipファイルを置きます(解凍不要です)。

 

で、VisualStudioに戻って「新しいプロジェクト」を選ぶと、なんという事でしょう、一番下にRSSリーダーが出てくるようになります。 

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 ※取得したテンプレは同様の手順で適宜配置すれば読み込んでくれます

 

そして、いざRSSリーダーを選択します。

 

初回開発の場合、開発者登録してるか?というダイアログが上がります。

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ここまで来て水を差すな、と思います。

既にしている方はログインを、開発者登録をしていない場合は登録をする必要がありますので頑張って下さい。

 

 ■開発者登録はこちら

https://appdev.microsoft.com/StorePortals/ja-jp/Account/Signup/Start

 

※注

ここで登録を無視しても結果的にアプリはエラーとなり起動できません。大人しく登録を行いましょう。

  f:id:win8dev:20130225190903p:plain

  無事登録を終え、プロジェクトを開いたら早速アプリ起動してしまいましょう。

画面上部にある実行ボタンから実行出来ます。

 

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 この時、対象が「ローカルコンピュータ」と「エミュレータ」が選べますが、

せっかくなのでローカルで動かしましょう。

 

いざ、実行。

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動きました。指定したRSSからニュースを取得してきてタッチすると読めます。

 

(゚ー゚)。o○(画像の取得くらいもうちょっとちゃんとやって欲しいのですが、

MSさんが無償で用意してくれたコードなので文句は言えません)

 

テンプレートプログラムはソース全部が入っているのでRSSの向き先変えてみたりするだけで自分だけのニュースアプリが作れます。

 

このようにストアアプリはサンプル動かすだけなら本当に数分で出来ます。

最近の開発ってのは環境に恵まれてますね。